よくあるご質問

Q.自然周期での採卵をすすめられました。

普通、正常な胚を持つ成熟女性は月に一回排卵します。自然周期採卵は、この排卵の直前に卵胞を穿刺して1個の卵子を取り出し、精子と受精させ、受精卵培養を発育させて胚の状態にして移植します。
世界初の体外受精で出産したルイーズブラウンさんは、この自然周期での採卵で行われ妊娠・出産したのです。

(Q.この方法の問題点は?)
通常では、月経周期では一つの卵胞しか成熟していないので、採卵できる卵子は一つだけです。
採卵のタイミングが遅すぎると、排卵してしまった後で卵子を取ることが出来ません。また、早すぎると未熟な卵子で受精しなかったり、受精しても良好な胚に成熟しなくて着床することが出来ません。
妊娠するために1回の調節卵巣刺激周期と比べて6~7回の採卵が必要をなると報告されています。

(Q.長所はありますか?)
通院回数も少なく費用もあまりかかりません。また麻酔も軽く行うだけで十分です。
最近は、選択的単一胚移植が行われる傾向にありますので比較的若年の女性に適しているとしてこの方法を中心に行っているクリニックがあります。また40歳以上の高齢婦人では、調節卵巣刺激を行っても多量の排卵誘発を投与しても、抗ミュラー管ホルモンの低い場合には1~2個しか卵子を取ることが出来ません。このような場合は自然周期採卵をくり返す方が良いと思われます。

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