よくあるご質問

Q:黄体機能不全は不妊の原因になりますか?

【背景】
結婚して3年になる30歳の主婦です。まだ子供に恵まれず不妊クリニックで診てもらったところ、基礎体温が短いと言われました。主人も精液検査を受けましたが、異常はありませんでした。このような状態で妊娠できるのでしょうか?

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無排卵や黄体機能不全などの脳下垂体-卵巣系の働きに異常を伴っていれば、不妊の原因として重視されています。卵巣の働きを調べるもっとも簡単でしかも信頼できるのは、基礎体温の測定です。基礎体温の測定によって、無排卵や黄体機能不全の状態を知ることができます。無排卵の場合には、基礎体温は低温相ばかりで、高温相がみられません。黄体機能不全を伴っている場合には、10日以下と高温相が短く不安定で、時々下がったりして不安定となります。

また、ホルモン測定をしてみると、黄体ホルモンの分泌量が低く、超音波検査でも子宮内膜が薄く、充分な分泌像を示していません。このような時には、受精卵の着床が障害され、不妊の原因となったり、着床しても流産の原因となったりします。黄体機能不全を伴っている場合には、まずホルモン療法を行います。そのためには、非ステロイド性のクロミッドを服用したり、下垂体性性腺刺激ホルモン(hMG)の注射を受けたりします。また高温期には絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の注射を受けることや黄体ホルモン剤の服用をします。

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