成田病院
 
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  特徴・症例数

■高度な先進治療のできる不妊治療の専門施設です。生命の誕生だけでなく無事出産に至るまで取り組み、総合的に女性医学を考えています。不妊症治療の中でも、体外受精、顕微授精、凍結胚移植・腹腔鏡治療に力を注いでいます。平成3年より体外受精による治療を開始しており、これまで14年間の実績があります。また体外受精・顕微授精による治療を年間を約1200周期以上に実施しております。女性医師が多く、女性特有の悩みを相談しやすいことも特色です。不妊カウンセラーによるカウンセリング・医師による不妊症勉強会を開いている。治療成績の公開とインフォームドコンセントによる治療をめざしております。 入院設備があるため、体外受精にともなう合併症や、妊娠初期への対応、検査・治療ための腹腔鏡手術が可能であり、患者さんに安心して治療して頂ける事でき、個々に適した幅広い治療方法が選べる。

■不妊症に対する一般検査、ホルモン治療、人工授精のほか、 腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術、卵管鏡下卵管形成術、 体外受精(顕微授精)など高度先端医療を行っています。1991年秋に開始した体外受精-胚移植法は、 13年間で14709件(うち融解胚移植3362件)行いました。そのうち3422人(うち融解胚移植761人)が妊娠に至り、 2755人(うち融解胚移植は610人)が分娩しています。

■重症の男性不妊症や受精障害不妊に対する顕微授精法は、 1992年から6616件に施行しています。
最近重症男性不妊症の患者が増加し、 顕微授精を必要とする患者が体外受精の半数以上に及んでいます。過去に無精子症のためAID(非配偶者間人工授精)以外に 妊娠の可能性はないと診断された御夫婦にも、顕微授精法と精巣から直接精子を採取(TESE)し、 顕微授精を行って、多くの出産例を得ています。


●成田病院の体外受精の成績
■平成13年の日本の統計では、体外受精治療を実施した施設(病院やクリニック)は474と増えてきています。1年間に100件以上治療した施設は、そのなかで81施設しかありません。474施設の中で顕微授精を行ったのは290施設、凍結胚の融解胚移植をおこなったのは296施設と約6割です。

■成田病院では、平成3年から体外受精による不妊治療を始め、平成5年に胚凍結をスタートさせました。平成4年から顕微授精(PZD、SUZI)を始め、平成7年からICSI(卵細胞質内精子注入法)が軌道に乗りました。顕微授精を行っていない施設からの紹介も多く、採卵件数の半分以上が、顕微授精となりました。  平成10年からは無精子症の男性への精巣精子や精巣上体精子を使ったICSIをおこなっています。胚盤胞移植は平成10年からおこなっています。平成9年以降は、年間の採卵が1000件を超え、毎年、新鮮胚移植周期で250〜350人、凍結・凍結胚移植で約100人、合計350〜450人の子供が生まれています。

■最近は、体外受精により第1子を出産後、 再度の体外受精や凍結融解胚移植により、 第2子の妊娠・出産が相次いでいます。

■安定した成績を得るため培養設備の精度管理に努めています。 現在、習熟した専門のエンブリオロジストと臨床検査技士が9人従事しています。体外受精に関しては、月に2〜3回勉強会を開いています。不妊治療では、十分な説明と情報開示、プライバシーの保持を心掛けています。 不妊症治療を受けられる方は、不妊専門外来を受診してください。精液採取室が設けられ、男性患者への配慮もされています。また、 年間の分娩と手術(腹腔鏡下手術を含む)数は表1のようになります。

(表1)不妊症治療を受けられている方に対する腹腔鏡下手術(H11〜21年)(単位:件)
    H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H11〜H21
までの
合計症例数
腹腔鏡下手術
実施回数(年間)
98 126 103 107 160 145 154 153 151 152 130 1,479例
内訳 子宮外妊娠手術 13 8 17 18 29 21 20 23 24 36 13 222例
子宮付属器
腫瘍摘出術
30 44 27 43 64 69 98 94 71 70 71 681例
子宮付属器
癒着剥離術
5 6 9 11 42 43 54 38 21 20 32 281例
子宮内膜病巣
除去術
10 28 27 37 37 10 15 27 24 31 18 264例
子宮筋腫
核出術
8 9 2 5 8 24 25 22 29 32 28 192例
卵管形成術 0 0 0 1 4 2 8 5 8
(開口7)
14 18 60例
腹腔鏡検査 34 32 19 10 13 5 4 1 5 1 2 126例
卵管鏡下卵管
形成術
3 3 1 0 1 1 0 0 0 0 0 9例
  卵巣多孔術 0 0 0 0 0 0 5 3 12 14 12 46例
  卵管切除 0 0 0 0 0 0 0 4 0 6 0 10例
  ZIFT 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1例
  LAVH 0 0 0 0 0 0 0 5 4 5 1 15例

注(1)手術内容は同時に行っていた場合、重複して数えております。例えば、子宮付属器腫瘍摘出術と子宮付属器癒着剥離術などです。
注(2)子宮外妊娠手術については、不妊症治療を受けられている方以外も含まれています。
注(3)腹腔鏡検査は、主に原因不明不妊症の方に対して行われ、手術操作が行われていない場合を示します。

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