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1978年にイギリスで、世界ではじめての体外受精による赤ちゃんが生まれました。革新的な治療で、当時は試験管ベビーと騒がれましたが、その女の子はすくすくと育ち立派な成人に成長しました。それから、二十数年が経ち、多くの人々の努力により技術の改良が進みました。かつては子供が欲しくても泣く泣くあきらめざるを得なかったご夫婦にも、道が開けたのです。
当初は、受精の場である卵管に異常のあるために妊娠が不可能であった人に行われましたが、その後、子宮内膜症、重症男性不妊、免疫性不妊、長期の原因不明不妊の方にも有効であることがわかってきました。
日本でも1983年に初めて体外受精の子が生まれました。日本全国での統計がとられ、2008年(平成20年)未で、体外受精を実施した施設は537に及び、1年間で体外受精・顕微授精・凍結融解胚移植すべての治療周期を含むと、1年間で約11万周期、約2万人の赤ちゃんが生まれており、およそ56人に1人の割合で体外受精による赤ちゃんが生まれていることになります。体外受精が始まってから平成20年まで累計すると全国で約22万人の赤ちゃんが誕生しています。 |

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