令和8年度より名古屋市「先進医療」の不妊治療費助成が開始されます
こんにちは、成田産婦人科です。
名古屋市では、令和8年度(2026年度)より、保険診療と併用して実施される「先進医療」の費用を一部助成する新たな事業が開始される予定です。
これまで全額自己負担だった「先進医療」の経済的負担が大幅に軽減されます。当院での対象となる治療内容とあわせて、制度の概要をご案内いたします。
1. 助成制度の概要(予定)
この制度は、保険適用となる不妊治療(体外受精・顕微授精など)と併せて実施した「先進医療」の費用を名古屋市が補助するものです。
| 項目 | 内容 |
| 助成金額 | 先進医療にかかった費用の 10分の7(70%) 相当額 |
| 助成上限 | 1回の治療につき 上限5万円 |
| 対象者 |
・婚姻(事実婚含む)をしている方 |
| 助成回数 | 保険適用の回数に準ずる (40歳未満:通算6回まで / 40歳以上43歳未満:通算3回まで) |
実施スケジュール
・助成対象: 令和8年(2026年)4月以降の治療開始分から
・申請受付: 令和9年(2027年)1月からの予定
2. 当院で実施可能な「対象先進医療」
成田産婦人科では、以下の先進医療を提供しており、これらが助成の対象となります。
・タイムラプス(胚培養の継続的な観察)
・ザイモート(膜を用いた良好精子の選択)
・SEET法(子宮内膜刺激胚移植法)
・子宮内フローラ検査
・ERA(子宮内膜着床能検査)
・EMMA/ALICE(子宮内膜マイクロバイオーム検査)
・子宮内膜スクラッチ
・二段階胚移植法
・PICSI(ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択)
・β2GPIネオセルフ抗体検査(不育症関連検査)
3. これからの治療を検討されている方へ
今回の制度により、先進医療を組み合わせたより高度な不妊治療が、これまでよりも受けやすくなります。
「自分たちの場合はどの治療が対象になるのか?」「今後の治療スケジュールをどう立てればよいか?」など、ご不安な点やご質問がございましたら、診察時に医師やスタッフまでお気軽にご相談ください。
名古屋市以外の方はお住まいの自治体にてご確認ください。
私たちは、最新の医療技術と経済的なサポートの両面から、患者様の「授かりたい」という想いを全力で支えてまいります。